アメリカン・ウイスキー
カナディアン・ウイスキー~アイリッシュ・ウイスキー
801 ジャック・ダニエル・ジェントルマン・ジャック40% メローイング工程を増強することで、表現方法を変えている。言わばダイエット・ペプシのアルコール版だ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
802 ジャック・ダニエル・オールドNo.7 40% バニラ、オーク、リコリスのトリプル攻撃は、どんな体勢で受け止めても深く印象に刻まれる。例えるなら、アルコール界のハーレー・ダビッドソンだろう。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
803 ジャック・ダニエル・シングル・バレル ジャック・ダニエルを、ローリング・ストーンズのツアーだとしよう。世界規模の大ヒット曲を詰め込んだ、観客が期待する通りの派手で大々的なプログラムだ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
804 シングル・バレルは、キース・リチャーズのソロ・ライヴに例えられる。ストーンズとは明らかに違うが、それだけでなく、より根源的で粗削りで密度が高く、流れを予想しにくい。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキーツイート】
805 ジャック・ダニエル・シングル・バレル8-15-08 8-2886 味はアニス酒、リコリス、大さじ1杯のオレンジ・マーマレード。遅れてペッパーとスパイスの強烈な波。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキーツイート】
806 ジャック・ダニエル・シングル・バレル 9-30-08 8-3531 バナナの皮と未熟なメロンだが、シトラスの気配が溌剌とした表情を添える。遅れてスパイスとオークが現れ、フィニッシュへと続く。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
807 ジャック・ダニエル・シングル・バレル8-29-09 8-0267 味は先頭がトフィー、続いてやや酸っぱいアプリコットとオレンジ、ひと筋のココア、遅れてチリ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
808 ライ・ウイスキーは、アメリカン・ウイスキーの中で誇るべき長い歴史を刻んできたが、比較的最近まであまり広く親しまれ注目される機会がなかった。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
809 ライ・ウイスキーには3つの種類がある。(アメリカン・ウイスキー)世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
810 1.長い間通称でライ・ウイスキーと呼ばれていたカナディアン・ウイスキー。世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
811 2. アメリカン・ライ・ウイスキーで、製法や規格はバーボンと同じだが、マッシュビル(穀物原料の構成比率)に51%以上のライ麦を含まなければならない。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
812 3. 100%のライ・ウイスキーである。この製品は数えられるほどしかなく、ライ麦はライ麦麦芽に加工してから使用されるので、事実上はシングル・モルト・ライである。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
813 クーガー・バーボン37% 骨董品並みにレアなウイスキー。クーガーという製品は、オーストラリアのビール・メーカー、フォスターズからも発売されているが、これは同名のライ・ウイスキーだ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキーツイート】
814 デヴィルズ・ビット47.7% マクメナミンは、小ぢんまりしたホテルとパブを経営する会社だ。古風なアプローチでゆったりとホテル業を続けるかたわら、マイクロ・ディスティラリーを併設して、何種類かのスピリッツを製造している 。 【ウイスキー】
815 ハドソン・マンハッタン・ライ46% ニューヨークはかつてライ・ウイスキーの地として知られ、オリジナルのカクテル、マンハッタンではライ・ウイスキーがベースとなった。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
816 ジム・ビーム・ライ40% 香料のようなフローラルな香りは、ライ・ウイスキーの初心者には取っ付きやすいはずだ。当初は流通状態が落ち着かなかったようだが、その問題も克服され、価格も非常に良心的。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
817 オールド・ポトレロ18世紀スタイル・ウイスキー62.05% 味は力強く、口中に貼りつくような質感を持ち、成分はオイリーなヒッコリー、クローヴ、たっぷりのペッパー系スパイスである。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
818 オールド・ポトレロ・ホッタリングズ・シングル・モルト・ウイスキー 62.05% 味は、ピートに似た土臭さを持つ強力なスパイスと、チョコレートを帯びたハニーコム(巣蜜)。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
819 オールド・ポトレロ・シングル・モルト・ストレート・ライ・ウイスキー 45% タリスカーにジャマイカン・フルーツケーキ(柔らかい生地にベリー類を混ぜ込みスイート・ペッパーを振った美味しいケーキ)を混ぜ込んだような印象
820 パピー・ヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーヴ・ライ13年 47.8% 磨き仕上げの羽目板張りの古いオフィスというのが全体的な印象。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
821 ケンタッキーがアメリカン・ウイスキーの中心地だと考えるが、いつの時代もつねにそうだったわけではない。テネシーには揺るぎない伝統があるし、ヴァージニア、ペンシルヴァニア、インディアナ、アイダホ、メリーランドなどでもウイスキー造りは行われていた。
822 パイクスヴィル40 % イクスヴィルとは、かつてメリーランド州で生産されていたライ・ウイスキーの名前であり、レシピもそれをベースにしている。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
823 リッテンハウス 40% リッテンハウスの時代がついにやってきたようだ。かつて誰もがライ・ウイスキーには目もくれなくなった時期に、それでもライを造り続けた数少ないブランドのひとつである。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
824 リッテンハウス23年50% 強烈なウッドとスパイスの間を通り抜けて宝箱に近付かないと中身の宝物は手に入らないが、もちろんそれだけの価値はある。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
825 リッテンハウス100プルーフ・ボトルド・イン・ボンド 50% フルーツが自らの言い分をはっきり掲げてライ麦に挑み掛かり、口中で美しい花火を次々に打ち上げてくれるからだ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
826 サゼラック6年ライ45% 口当たりはずっしりとして主張があり、スパイスとオークが存在感を放つ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
827 サゼラック18年ライ45% 真に偉大なアメリカン・ウイスキーのひとつで、オーク、スパイス、濃厚なダーク・フルーツに関しては圧倒的な骨格と筋力を誇る。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
828 テンプルトン・ライ40% メーカーの拠点はシカゴだが、このライ・ウイスキーのレシピは禁酒法時代にアイオワ州のある街で造られていたウイスキーのレシピと同じだそうだ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
829 トーマス・ハンディ・サゼラック63.85% ハードタイプのフルーツキャンディと粗削りなライ麦が乱闘を起こし、オークとアルコールがあちこちでパンチを繰り出したのち、ナツメグ、タラゴン、チリ、ミントが細く尾を引いて通り過ぎていく。 【ウイスキー】
830 ワイルド・ターキー・ラッセルズ・リザーヴ・ライ45% はり傑出した逸品である。ハチミツ、ナッツ、ミントが予想外の効果を生み出しつつ、特徴的なウッドとたっぷりのスパイスが存在感を放つ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
831 ワイルド・ターキー・ライ50.5% トレードマークのライ麦を帯びたペッパーは本来の姿のまま存在するが、波打つバニラ、リコリス、アニス酒、そして控えめなオレンジの効果で、口当たりも味も和らいでいる。世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
832 ホイート・ウイスキーの製法はバーボンと同じだが、穀物原料の51パーセント以上が小麦(ホイート)である点が異なる。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
833 バーンハイム45% らかな羽毛の掛け布団にくるまったような飲み心地であり、バニラでコートされたオレンジとレモンのシャーベットが口中でとろける。フィニッシュはハチミツとスパイス。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
834 ホイート・ウイスキーとコーン・ウイスキーの双方を生産する蒸溜所は、ケンタッキーではこのヘヴン・ヒル蒸溜所だけだった。しかし現在アメリカでは、バーボン以外のウイスキーの可能性に人々が気付きはじめ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
835 ドライ・フライ・ホイート・ウイスキー40% ワシントン州スポケーンにあるこのドライ・フライ蒸溜所は、地元で採れた原料だけを使い、他のスピリッツも製造している。誰に聞いても現在は入手困難とのことだが、探してみる価値は大いにある。 【ウイスキー】
836 コーン・ウイスキーの製法は、アメリカン・ウイスキー製法規定から外れて、穀物原料の80%以上がコーンであることが条件付けられているほか、熟成を行わなくても良く、熟成をする場合はオークの新樽または古樽を使い、新樽にチャーを施してはならないとされる。
837 ディキシー・デュー 甘いリキュール様の風味と快適なコーンの風味がそれを彩る。穂軸付きコーンのウォッカ漬けといった趣だ。完成された味わいの、ベーシックなコーン・ウイスキーである。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
838 ジョージア・ムーン 50% 味はワインや野菜に近く、すべての要素があっさりして甘口であり、その力の抜けた感覚はグローブを装着しないボクシングのようだ。しかし、全体的な印象にも味わいにも、人為的に加工されていない本物らしさがある。 【ウイスキー】
839 ハドソン・ニューヨーク・コーン46%滑らかで甘く、なかなか優れた入門レベルのウイスキーである。 タットヒルタウン蒸溜所 www.tuthilltown.com 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
840 J.W.コーン50% ジョージア・ムーンよりさらに甘くフルーティで、オイリーなコーンの風味は薄れている。J.W.とは、ジェームズ・ウォルシュ社の略である。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
841 メロウ・コーン50% 柔らかくて甘い、まさにコーン・ウイスキーそのものの味わいだ。口当たりはスムーズかつまろやかで、ふわりと舌に乗ると、未熟リンゴと糖みつのトフィーの味が届く。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
842 アメリカン・ウイスキー バーボンは必ずしもケンタッキー産でなくて良いし、アメリカで製造されているウイスキーはバーボンだけではない。近年はケンタッキー以外の地域で、モルト・ウイスキーを造る蒸溜所が少数ながら稼働している。 【ウイスキー】
843 キャットダディ40% この製品は、3回蒸溜で製造された、フレーバー付きムーンシャインである。製造元はノース・カロライナ州マディソンのピエモンテ蒸溜所。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
844 シャーベイ・ホップ・フレーバード・ウイスキー64% マッシュビルにホップが含まれているので、厳密にはウイスキーではない。ホップ特有の風味と花の香りを持つアルコール飲料である。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
845 アーリー・タイムズ40% 製造元はブラウン・フォーマン社のルイヴィル蒸溜所であり、アメリカ国内向けは スピリッツの一部を古樽で熟成させているためバーボンの定義から外れる世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
846 エッジフィールド・ホグスヘッド46% 厚なトフィーとたっぷりしたフルーツは独特な風味を形作り、口当たりもずっしりとして一歩も後に引かない。付加的にハニーコム(巣蜜)とウッドも紛れ込む。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
847 ケスラー40% リコリス、シトラス、スパイスの気配を通して、豊かな飲み心地が体験できる。 アメリカン・ブレンデッド・ウイスキー 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
848 マッカーシーズ・オレゴン・シングル・モルト47.5% このシングル・モルトは、一言で言えばスモーキー・モンスターである。香りはエンジン・オイル、網焼きの魚、焦げた炭。味 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
849 ローグ・デッド・ガイ40% デッド・ガイは、数年前にメキシコの死者の日の記念ボトルとしてリリースされた製品で、4種類のモルトを混合した豊かな風味が楽しめる。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
850 セント・ジョージ43% カリフォルニア州アルメダで製造されているシングル・モルト。ココア、ミルクチョコレート、焦がしたオークの風味を持ち、フィニッシュにはひと筋のミントが漂った。総じて甘く、たいへんフルーティ、非常に複雑な味わいである。【ウイスキー】
851 ストラナハン・コロラド・ウイスキー47% キャンディ・スティック、バニラ、ハニーコム(巣蜜)、皮革用磨き粉、スパイス、オークだが、それらの奥に、大麦麦芽が芯を形作る。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
852 トリプル・エイト・ノッチ44.4% トリプル・エイト蒸溜所は、マサチューセッツ州ナンタケット島にあるシスコ・ブリュワーズの系列組織である。世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
853 ワズマンド・ラパハノック・シングル・モルト48% コッパー・フォックス蒸溜所はヴァージニア州ブリーリッジ山脈のふもとにあり、ディスティラーのリック・ワズマンドは使命感の強い人物だ。彼は一時期ボウモアで働いて蒸溜のノウハウを学ぶ。【ウイスキー】
854 カナディアン・ウイスキーは今もアメリカで大量に売れており、多くの業者はアメリカでの取引に強い国際的企業の傘下に入っている。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
855 カナダのウイスキーは軽い口当たりが特徴で飲みやすく、カクテルに向く。しかし製法は手が込んでおり、各種の穀物から何種類ものウイスキーをいったん造ったうえで、それらを混合して完成させる。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう【ウイスキー】
856 グレン・ブレトン10年43% 生焼けの練り粉に似たオイリーな香りに、オレンジと、かすかに甘いハチミツが紛れ込む。味はトフィーとフルーツ、そしてチクチクと刺すようなピートの穏やかな波。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう カナディアン・ウイスキー
857 アルバータ・プレミアム40% 複雑でチャレンジ性のあるウイスキー。香りはオレンジ、レモン、バニラ。味は歯ごたえのあるトフィー、その奥に豊かなフルーツ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう カナディアン・ウイスキー
858 アルバータ・スプリングス10年40% 甘口を好む人に向く。ライ麦の比率が高く、カナダのライとアメリカのライの違いを理解するための入門編として申し分ない。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう カナディアン・ウイスキー
859 カナディアン・クラブ6年40% 聖バレンタインの虐殺を引き起こしたのはおそらくこのウイスキーだろうと言われている。禁酒法時代にアル・カポネはこのウイスキーを大量に仕入れ、五大湖を経由してカナダからアメリカに運んでいた。 カナディアン・ウイスキー
860 カナディアン・クラブ・クラシック40% 香りはバニラ、イエロー系フルーツ、ハチミツ。味はレーズン、ベリー、熟し過ぎたバナナ、バニラアイスクリーム。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう カナディアン・ウイスキー
864 クラウン・ロイヤル・スペシャル・リザーブ 40% たくさんの新鮮なトロピカル・フルーツとひと筋のスパイス、コクのあるオイリーなライ麦だ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう カナディアン・ウイスキー
865 フォーティ・クリーク・ポート・ウッド・リザーヴ45% ワイン様のこっくりとした香りはリキュールに近い。口当たりはリッチかつオイリーで、カナディアン・ライとポート樽由来のフルーツのバトルを味わうことができる。 カナディアン・ウイスキー
866 フォーティ・クリーク・ダブル・バレル・リザーブ40% 柔らかい砂糖漬けのフルーツは、はじめにストロベリーと甘みの強いライムが届き、続いてさまざまな種類のフルーツが追いかけてくる。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう カナディアン・ウイスキー
867 シーグラム83 40% 83という数字は、シーグラム社が設立された1883年を意味する。古典的なカナディアン・ブレンデッドであり、ピリッとしたグレーンの核に、軽くレモンが加わり、こっくりとした味わいだが口当たりは滑らか。 カナディアン・ウイスキー
868 ワイザーズ・デラックス40% カナダ産ウイスキーの中でもっともフルーティで、もっとも快適な飲み心地を持つ製品のひとつ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう カナディアン・ウイスキー
869 キトリング・リッジ蒸溜所 KITLING RIDGE ESTATES WINES & SPIRITS www.kitlingridge.com 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう カナディアン・ウイスキー
870 カナダでは、すべてのウイスキーがコラム・スチルで蒸溜される。1800年代は今と違い、銅製のポット・スチルが使われ、コラム・スチルに移行したのは、低コストだったからだ。僕が銅製のスチルを使っているのはアルコールだけでなく風味も引き出してくれる。
871 2007年春まで、アイルランドのウイスキー業界はひとつの大きな、古くて埃だらけの博物館のようだった。 アイルランド共和国内にはいくつかの蒸溜所があり、それらを訪問することはできても、そこには肝心のウイスキーがなかった。アイリッシュ・ウイスキー
872 ウイスキー・ツアーの訪問先はたくさんある。ジェムソン・ビジター・センターはスタイリッシュで立派な施設だ。ただし、発酵や蒸溜につきものの独特な香りは漂ってこない。 アイリッシュ・ウイスキー
873 ミドルトンの古くて美しい蒸溜所には、もはや従業員の朗らかな声は響かず、広いオープンスペースと、使用されなくなった蒸溜設備があるだけだ。特にさびしい気持ちにさせられるのはタラモアである。 アイリッシュ・ウイスキー
874 2007年春まで、キルベガンのロックス蒸溜所博物館も、過去の影を追うことしかできない場所だった。しかしこの年にオーナーのクーリーが古いスチルのひとつを火にかけ、蒸溜を再開した。2010年には、最初のボトルが発表された。アイリッシュ・ウイスキー
875 コーク州にある巨大で印象的な新ミドルトン蒸溜所は、アイリッシュ・ディスティラーズ社の系列であり、旧ミドルトン蒸溜所の背後に高くそびえ立って、おそらくヨーロッパ中でもっとも先進的な蒸溜所である。 アイリッシュ・ウイスキー
876 アイルランドには独自の、非常に優れたウイスキーがあることを喜びたい。 アイリッシュ・ウイスキー
877 ジェムソンが広大な市場へとつながる扉を開いたこと、ディアジオ社が北アイルランドのシングル・モルト蒸溜所、ブッシュミルズに適切なサポートを提供しはじめたこと、クーリーが独立系組織の利点を生かして業界に揺さぶりをかけ アイリッシュ・ウイスキー
878 グラスに美味しいウイスキーを注ごう。古いブッシュミルズ、レアなミドルトン、ヴィンテージのジェムソン、ピートの効いたカネマラ、魅惑的なターコネルなどだ。そして、アイリッシュ・ウイスキーをあるがままに楽しむことだ。 アイリッシュ・ウイスキー
879 数年前にクーリーがシングル・モルトの販売に着手するまで、アイリッシュのシングル・モルト・ウイスキーはかなり珍しく、ベルファストの北に位置するブッシュミルズだけがその伝統を受け継いでいた。 アイリッシュ・ウイスキー
880 ブッシュミルズ10年40% グラスを満たす夏のフルーツ。香りはハチミツに包まれたオレンジ、イエロー、グリーン系フルーツ。 アイリッシュ・ウイスキー
881 ブッシュミルズ16年40% 熟成年数が長くなったことで重量感が増し、オークとスパイスが更なる奥行きを与えている。丹念に美しく造り上げられた、極めて優雅な味。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
882 カネマラ40% 穏やかなスモーク、小枝と乾いた葉、遅れてリンゴ、瑞々しい大麦、グリーン系フルーツ、そしてすべての風味を巧みに引き立てる適量のスモーク。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
883 カネマラ10年シェリー・フィニッシュ 46% 未知の領域を体験できるボトル。はじめは、直火で穂軸付きのコーンを焼いているような香りが届き、そこに植物根の燃えさしとカビっぽい匂いが加わる。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
884 カネマラ12年46%口当たりは柔らかくまろやかで、スモークが穏やかに漂うが、やがてグーズベリー、オーク、未熟のフルーツが全体を支配していく。フィニッシュは力強くスパイシー。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
885 カネマラ・カスク・ストレングス60% ホーンビィの鉄道模型の匂いに久々に出会えるボトル。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
886 ロックス8年40% 若さを感じる風味。香りはサクサクしたシリアル、控えめにレモンとオレンジ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
887 ザ・ターコネル40% 香りはシャーベット・フルーツとキャンディ菓子のスターバースト。味はリンゴと洋ナシ、オレンジ、マンダリン、付加的にオーク。さわやかで風味豊かな夏のウイスキー。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
888 ザ・ターコネル15年シングル・カスク957/92 46% 香りはレモン、苦みのあるオレンジ、メロン。味はデメララ(粗糖)と甘いフルーツ、控えめにウッド、スパイス、香ばしいアーモンド。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
889 ザ・ターコネル15年シングル・カスク1850/52 46% 香りは甘いメロン、イエロー系フルーツ、バニラ、瑞々しい穀物。味は歯ごたえのあるひと筋のスペアミント、続いてトフィー・アップル。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
890 ザ・ターコネル10年マデイラ・フィニッシュ46% 缶入りフルーツのゼリー寄せが長く持続したのち、フルーティなアイスクリームと缶詰めの洋ナシが前面に出てきて、フィニッシュへと続く。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
891 ザ・ターコネル10年ポート・フィニッシュ46% ポート由来の控えめなラムレーズンと、深いコクがある。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
892 ザ・ターコネル10年シェリー・フィニッシュ46% 香りは、レモン風味の磨き粉で磨いた埃っぽい木材張りのオフィス。味はシェリー漬けフルーツ、レッドベリー、ブラックベリー、付加的にウッド。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
893 ザ・ワイルド・ギース・シングル・モルト43% リンゴと洋ナシと控えめなスパイスが作り出す心地よさはパーフェクト。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
894 ブレンデッド・ウイスキーはアイリッシュを代表するカテゴリーだが、スコットランドのブレンデッド・ウイスキーとはまったく異なる飲み物だ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
895 アイリッシュ・ブレンデッドは、ポット・スチル・ウイスキーとグレーン・ウイスキーを混合したものであり、スコッチのブレンデッドと違い、さまざまなスピリッツを先に混合してから樽詰めして熟成させる。世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
896 ブッシュミルズ・ブラック・ブッシュ40% 味の主体は山盛りの新鮮なフルーツだが、ジューシーなサルタナ(干しブドウ)と、一掴みの辛口および甘口のスパイスが全体を引き締め、終始喜びに身を躍らせることのできる味に仕上がっている。アイリッシュ・ウイスキー
897 ブッシュミルズ・オリジナル40% ブッシュミルズがウイスキーのプロボクサーだとしたら、このボトルはストリートボクサーだ。 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
898 クーリー蒸溜所 COOLEY DISTILLERY リバーズタウン、クーリー、ラウス州 www.cooleywhiskey.com 世界の銘酒を心ゆくまで飲み語ろう アイリッシュ・ウイスキー
899 クーリー蒸溜所の重要性は、アイリッシュ・ウイスキーの物語を語るうえで、どれだけ強調しても過大評価にはならないだろう。彼らの登場により、市場に流通するウイスキーの数は確実に2倍になり、消費者についに選択肢がもたらされた。 アイリッシュ・ウイスキー
900 アイリッシュ・ディスティラーズのミドルトン蒸溜所で造られるウイスキーしか存在しなかった。ジェムソン、パディ、パワーズ、レッドブレストから、グリーン・スポット、タラモア・デューに至るまで、すべてがミドルトン産だったのだ。 アイリッシュ・ウイスキー
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